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日本代表が辛くもキプロスに勝利したワールドカップが開催されない危険性、その原因は [サッカーの話題]

ワールドカップ ブラジル デモ 暴動 原因 について書きます。


おはようございます。
国際親善試合において、
日本代表がキプロスとの試合において、1点差で勝ったということでおめでとうございます。
サッカーがいい感じで滑り出していますね。
ただ、国際親善試合ということから、まだ本番想定した練習試合ということですね。

また、なでしこジャパンもアジアカップで優勝おめでとうございます。
個人的になでしこジャパンの相手がオーストラリアで本当によかった。
韓国だったらどれだけ傷つけられることやら。

それは置いとき、昨日の試合で長友選手が左ひざにアクシデントが発生した。
ということで本番のワールドカップまでに全力で戦うことができるかどうか、
少々不安になるなか、もっと不安になることがおきました。

ワールドカップにおいて、優勝候補のブラジル。
ブラジルで行われるワールドカップですが、
選手がリオデジャネイロ近郊のキャンプ地に向かおうとしたところです。

W杯開催に抗議する市民が選手の乗ったバスを取り囲む騒動が起きました。
道路を封鎖していたのはとある公立学校の教員たちです。

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一体何が起きているのかというとやはり、経済問題です。
W杯大会予算に充てられた莫大な税金に対して、それはただの無駄使いだ。
もっとやるべきことがあるだろという市民の意見が多い模様です。
教育と福祉の充実を求める教職員団体が中心となって反発しているということです。

貧しい市民からしたらW杯が開催されようと、うちらに何の利益もない。
それよりも教育にもっと税金を投入してくれ。という叫びが響いております。

そこでちょっとブラジルの教育事情を見ていきますと、
ブラジルの公立学校の教育は小学校から大学まで全額無料であり、
午前か午後のどちらかにわかれているということです。

午前授業の子は午後が暇になり、午後授業の子は午前が暇になる。
しかも大多数の子が貧困なため、怠惰になりがちになり、
その怠惰の埋め合わせに麻薬が使用されるという悪循環。

しかもブラジル政府は基礎教育よりも大学や高等教育に力を注いでいるため
貧しいものは高確率で麻薬などに走ってしまうという悲劇を生み出している。
と、ブラジルで活躍する日本語教師が嘆いておりました。

そう見ると、ブラジル政府が高等教育ばかりに力を注ぎ、
しかも基礎教育にはほとんど力を入れてないため、
教員側からしたらサッカーに税金回すくらいならもっと基礎教育に回せよ。
と、言いたくなるのもわかります。

基礎教育というのは基本、読み書きそろばんができることと
机などに向かって勉強するとなったら、自然と自力で学ぼうとする意志がある。
自力で何かを学ぼうとする意志があるのが基礎教育の成果だと思ってください。
そう考えたら日本に生まれるというのは非常にありがたいことだなあ。
と思ってしまう私がいるのです。

なお、経済だけに焦点を当てますと、W杯を開催した国はどうなったのか。
南アフリカはインフラ整備などが整い、観光客も多数来たので利益が大幅に上がりました。
しかし利益がその場で大きく上がっても、問題は開催後です。

中国北京で開かれたオリンピックがありますね。
スタジアムなどいろいろ建設されたけれど、オリンピックが終わった後は立ち入り禁止です。
すなわち、建設したもののオリンピックが終わった後は使われていないということです。

さらにアメリカ金融の分析によれば、W杯ブラジルは大した利益が得られない。
その理由がデモがこういった形でおきるからだと述べており、
スポンサーくらいしか得をしないだろうと分析しています。


ちなみにW杯は6月12日に始まるとのことです。
しかし開催期限が近付いているにもかかわらず、こんな問題もあります。
日本キャンプ地の宿泊施設が一向にできていないこと。
日本以外もあまりできていないということで、何していたんだ。
と突っ込みたくなるような事態が発生しているということです。

納期があるのに遅れるというのが南米気質なのでしょうか。
ちなみにラテンに住んでいる知人は南米の人はおおらかな分、
納期を守ることに対して全力で命を注ぐようなことはしない。
日本とはその気質が全くといっていいほど違うと述べていました。

しかしデモ隊の行動はものすごく活発的で、W杯開催場所のスタジアムでは
人を殺傷する能力のある石を持って警備員に襲い掛かった模様。
武力的なデモ隊と警備員が衝突して、多数の負傷者を出しました。

ワールドカップは無事開かれると思いますが、
試合中にフーリガンがおきることだけは勘弁してもらいたいものです。

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