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花燃ゆが大河ドラマ視聴率最低を更新。歴代最高視聴率と大きな共通点がありながらなぜ? [テレビ番組]

大河ドラマ、花燃ゆ視聴率低下を招いています。
吉田松陰の末妹で、後に久坂玄瑞の妻となる杉文の物語で、
幕末男子の育て方」といった、江戸から明治にかけた学園ドラマを想定して作られました。
ということで、視聴率低下を招いた要因よりも視聴者自体はどこに不満を持っているのか書きます。

また、歴代最高視聴率の大河ドラマ、独眼竜政宗と比べながら、どうしていけばいいのだろうか。
そこらについても書いていきます。



おはようございます。大河ドラマもいろいろ冒険をしています。
でもって、今回はまずい方向にぶれました。
ドラマ、花燃ゆの視聴率が12%で、このままだと一桁に落ちるのではないか。
という危機感が出ております。

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ここでは早速、視聴率低下の要因というよりはむしろ、視聴者はどこに怒りを感じているのか。
そこらをヤフコメや2ちゃんなどの反応をもとに見ていきます。

すると、史料がないからどうしても空想になってしまう。
同じ日本なのに史実とは違ったアニメのような歴史を見ている感じ。
すなわち、歴史物は史料集めが第一になります。

また、ストーリーに関して突っ込みもあります。
昔の歴史は男がほとんど作ったのに、女が時代を創ったってのは、
歴史を創作しているのと一緒だよ、という意見もありました。

どちらかといえば、女性は男性を支えているというイメージが強いですからね。
支えつつ、裏であくどい(というより旦那のために色々考えている)。
それが私が考える当時の女性像です。


これに関連して主人公に興味がない。主人公を見て、なんか自分と重なるところがない。
というか主人公が出ないパートは面白い。主人公いる意味あるの? という意見です。
ここで、NHKにおいて一番視聴率が高かった、独眼竜政宗を出します。


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平均視聴率39.7%、最高視聴率47.8%をただき出した1987年のドラマ。
(1987年といえば仮面ライダーBLACKが出た年です)

このドラマ、史料も豊富にあるし、演出は最終回に政宗本人の骨が出るなど、味がある。
さらに時代においてはその当時、使われていた言葉(古語)をなるべく再現している。
ただ、ドラマ自体は実は現在の花燃ゆ路線と同じで、政宗の一生よりはむしろ、
政宗ファミリーのホームドラマに焦点を当てていました。

ですが、脇役一人ひとりにもドラマがあって、理念(正義)がはっきり表れていたこと。
何より政宗そのものに信念があるから、その信念に惚れたとのこと。
それで花燃ゆを見比べると、主人公の杉文はそこをきちんと責任もって、彼らを支えるのか。
ここらが視聴率一桁になるかどうかの分かれ目になりそうです。

まだ5話なのでこれからでしょうが、役者を通した人物の生き様がしっかり描かれていると
視聴率が上がるかもしれません。大体見ていますと、男たちの生き様を見ている方が面白いようで、
それだからこそ、主人公がどんな活躍、背後で支えて舞台を回してくれるか。
そして彼らを支えながらも、主人公自身もきちんとした理念を持っているか。
そこに期待していくしかないでしょうね。


後、最後にあるのが視聴率そのものです。その時間見たくても見れない人だっています。
だからこそ、視聴率はある程度の目安にしておいて、ぜひ幕末男子の生き様と
それを影から支える立派な女性を描いてもらいたいと考えています。頑張ってください。






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