佐世保事件がもとで、サイコパスというアニメ放送繰り上げからみる、アニメの恐ろしさとは？

佐世保　女子校生　徳勝もなみ　解剖　サイコパス　アニメ　テレ東　動機　名前　父親　弁護士　について書きます


おはようございます。
昨日も冒頭部分で触りだけ書いたのですが、今日は改めて入った情報が多く、
この事件は起きるべくして起きたんだなあということ。

同時に防ぐ手立てはいっぱいあったんだなあということを
改めて思い知らされた事件として書きます。

佐世保で女子校生が同じ同級生を殺害し、解剖した事件。
犯人はすでにネットで出回っております(テレビでは出回っていません)が、
徳勝もなみというそうです。



もう既に犯人の名前も画像もツイッターや2ちゃんなどですでに出回っており、
マスコミでさえためらう加害者の情報を平気でさらしてしまう。
もちろん賛否両論はあるでしょう。

で、次にわかっているのが彼女の父親は弁護士の徳勝仁さん。
かなりの名士として知られ、親子でスケート大会に出るなどの仲だったそうですが、
娘の動物虐待や同級生に対する異物混入などの奇行にはふたをした。
すなわちもみ消しをどんどん行ったとのことです。



しかも母親が亡くなってから数か月で再婚し、娘は金属バットで父親に殴り掛かった。
でもそれももみ消したのか、ニュースとなって出てこない。
金属バットで殴られて、知人の話によれば頭蓋骨陥没、歯はボロボロになるまで
やられたので、普通なら警察沙汰になってもおかしくなった。
それすらもみ消した……ということで、色々と父親の行動もおかしく見えますね。


そして何よりもやりきれないのが、被害者。
被害者の子がもなみ容疑者の唯一の友達だったということで、
しかも被害者も苛められていた。ということがわかりました。

で、今回の殺人事件もこのもなみ容疑者は父親のコネと財力と強力弁護団。
これによって無罪あるいは減刑まで持っていくのではないかといわれています。
彼女自身は反省は全くしておらず、むしろ自分が行ったのは理科の実験に過ぎない。
ということで一言で言うとまともでない。

しかも父親が仮に強力な弁護士を付けて減刑あるいは無罪に仮に持って行ったとしたら
彼女は「ああ、殺してもこの程度で済むんだ」ということでますますやる気になるでしょう。
一言で言うと「悪いことは悪い」ときちんと叱らない父親らしくないところが見て取れます。
ここがまず、この殺人を防げなかった理由の一つです。

ちなみに精神科医などは「この子は人を殺すかもしれない」と児童相談窓口に
相談していたにもかかわらず、具体的な対策を取らなかった。
具体的な対策といってもどうすればいいか私にはわかりませんが、
これもまた、殺人を防げなかった理由の一つでしょう。


とはいえ、やはり一番は父親がかばいすぎること。
悪いことはきちんと悪いと弁護士なんだから伝えなかったこと。
いや、弁護士だから悪いこともつい、職業癖でかばってしまったのではないか。
というのは考えすぎですが、それが仮に事実ならこの父親もサイコパスの可能性が否めません。


ということで、この事件を通してアニメ、サイコパスという話の一つが休止になりました。
それもまた女子校生がサイコパスとなって同じ同級生をバラバラ殺人にするという内容。



ちなみにこのアニメ自体は結構面白いですよ。
アニメながら色々と考えさせられますし、グロテスクだし。
しかしこのアニメ以外でもそうですが、意外とアニメの話題が現実を先取りする。
ってこともありますね。

私が覚えているのは銀魂というアニメで人質の話題をやっていたとき、
ちょうどほかのテレビでは実際に人質立てこもりがあったこと。
このほかにもちょくちょくあるのですが、アニメの恐ろしさってある程度、
嫌な未来が現実に来る可能性を示唆しているんじゃないかって思いました。

それは考えすぎだよ、と思うでしょう。
でもサイコパスというアニメでやろうとしていたことが実際に起きてしまった。
そういうのを見ると、アニメもドラマも小説……といったエンターテイメント。
それが現実に起きる確率は否めませんね。


最後になりますが、もなみ容疑者の発言について弁護士がこう述べているとのこと。

父の再婚に賛成で、尊敬をし、新しい母親が来てうれしかった。
しかし、もなみ容疑者が警察からの調べではむしろ正反対でした。
もちろん弁護士は父親の依頼で頼まれた人です。
こういうことをすると、もなみ容疑者が出所してもまたやるでしょうね。
何しろ父親がどんな手段を使っても守ってくれているんですから。

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