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バンプが結成初めて地上波で歌を披露から見る、CD売上不況の音楽業界の対策とCDを買う理由とは [音楽の話題]

BUMP OF CHICKEN バンプ 地上波 Mステ 初めて 音楽 CD 売れない カスラック ジャスラック について語ります。


おはようございます。
昨日のMステにおいてBUMP OF CHICKENが結成初めての生歌を地上波で披露しました。
2000年にメジャーデビューをしてから実に14年。

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私が驚いたのはそれまで地上波で歌手活動をしていなかったにもかかわらず、
バンプはきちんと成績を残して、今も音楽活動を続けているということです。
もちろん、ファンの間では賛否両論があったとのことですが、
結果としてはよかったという声が圧倒的多数を占めたとのこと。

バンプはどこがいいのかというと、歌声もいいことながら歌詞がいい。
漫画化してほしい歌詞でもバンプの曲が1位を占めています。
といってもやはり、歌だけじゃダメなんですよね。

素材になるものがないと、入り込みにくいです。
例えばこちらのゲームではカルマという歌ですが、
ゲームをやればほとんど歌詞の内容にマッチングしている。



ドラマはほとんどそういったマッチングしたものが少ないように見られます。
CMなんかもマッチングしているのは少ないですね。

しかし、アニメのOPEDではほとんどが歌詞にマッチングしたのが多い。
だからアニメの余韻を音楽を通して楽しむという行為で何度も聞きたくなります。


ところで音楽はだんだんとCDが売れなくなりつつあり、
AKBのような特典商法を通したり、応援という意味を込めて購入してもらう。
という対策が取られています。

で、CD業界はほとんどCDが売れなくてその原因を
1 YOUTUBEなどの動画サイトによって、買うまでもなく聴けるから
2 ダンスや振り付け必須になった
3 車に乗らない若者が多くなった

と、あげていますが、このほかにもジャスラックによる締め付けが大きいです。
ジャスラックが締め付ける前は青信号を待つまでに音楽が流れていた。
それがジャスラックの締め付けで出来なくなり、音楽を聴く機会が減った。

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※ CD1枚の利益配分

ということですが、私自身の考えは簡単で、やはりYOUTUBEなどの動画サイトです。
ダビングする必要もないし、パソコンがあればいつでも聞ける。

ただし、音楽の道を目指す人は絶対にCDは買いましょう。
また、音楽から何か発想を得たい人も必ずCDは買うようにしましょう。
確かにYOUTUBEなどでただで聞けますけれど、それじゃあだめなんです。
ダビングでなく、きっちりと商品を買うことに意味があるのです。
買って聞くということに発見があるんです。

なぜかというと、ダビングやYOUTUBEなどで聞くのと
きちんと自分で買ってCDを聴くのとでは、自分にとって何が必要なのか。
という発想や気づきが大きく違うからです。

中国などはよくパクリ文化だといわれています。
韓国は海賊版が流行り、何でもかんでもただ見できる環境になっています。
それが何をもたらしたか、というと自分たちで文化を作る行為を怠り、
他国の文化を自分のものとして扱う。

ウリジナルですね。ウリジナルの問題はパクってもそれを継承しているか。
その精神を継承しているかと言ったら、していないこと。
要は文化に対する敬意が感じられないというところなのです。
敬意がない、それは結局偽物を作っていることにつながります。


今の時代は内容もわかっている、YOUTUBEなどで何もお金を払わなくても
商品を手にすることができる時代です。
だからこそ、そんな状態を続けていると、自分にとってこれから先に何が必要なのか。
といった自分自身の文化を創る行為の妨げになり、大切な価値に自分が気づかなくなる。

ここが分からないという人はまず、聞きなれた音楽を実際に買ってみましょう。
内容もわかっているけれど、実際に自分のお金で買うのとYOUTUBEなどで聞くのとでは
気づくところが違ってくるでしょう。


ということで、バンプは地上波で放送していなくても
きちんと利益を上げつつファンを増やしていく。
ということをうまくやっているなあと思っています。
これからの音楽利益のモデルってこうなるのでしょうねえ。

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